また音楽教室に所属する先生も厳しい条件で働いているケースがあります。

一般的に楽器店に所属する音楽教室で支払われる月謝のお店と先生の支払い比率は6:4、5:5。

しかし経営者側は先生へ支払う金額を低くしたい場合、そして希望者がたくさんいて
講師募集に困らない場合は8:2、7:3の比率になる場合もあったり

先日ベテラン講師から伺った新人講師への支払い比率はなんと9:1!

そして楽器店の販売員としてレッスン以外の労働があったりもするようです。

ある楽器店では販売員の報酬を現金ではなくなんとその店の商品券支払い!

いやなら教室をやめて自分で生徒集めすれば・・・。てなところでしょう

プロオーケストラ団員、学校の先生となれば収入は落ち着きますが

どちらも私の知る限り人員は飽和状態でオーデイション、採用試験を合格し得るのは至難の業。

幼少時から芸人さん以上に練習を重ね、入試をくぐりぬけ高い楽器に学費を払った末に
8割以上の音大生が辿り着く悲しい現実です。

もちろん老後の事など・・・・。
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パート④に続く